たまりば

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Posted by たまりば運営事務局 at

『夢』を語り続ける

昨日からの続き。

『夢』というのは各々にとっての『=希望・願望・目標』であると思うのだが、大きな夢がすぐに叶わないのは仕方ないにしても、小さな夢ですらなかなか実現しないのはナゼなんだろう?...と、真剣に友達と語り合ったり本を読んだりする中で辿りついたオレなりの答えはこうだ。

『本気で実現させてようと思っていないから。』

例えばTVで美味しそうな店の紹介をやっていて、その時は「行ってみたいな~」と思っても、観終わって数分経ったらアタマの片隅にも残っていないことがある。面白そうなレジャーを見聞きした時も然り。きっと夢が小さ過ぎて、本気で行こう・やってみよう、と願っていないから一瞬の『願望』のまま自然消滅しているんだと思う。一方、個人的な『夢リスト』に書き込んだ小さな夢を時々眺めていると、ふとしたときに「あ、今日そっち方面へ行くからついでに寄ってみようかな」とか「それなら一緒に行ってみようぜ」と人から誘われたりして、軽いノリで達成できたことがこれまで何度もあった...まぁ、本当に小さな夢の場合だけど。

とはいえ、欲しいモノもそうだった。クルマ好きなオレは大学生の頃に"ある1台のBMW"にとても憧れていた。ところが当時は中古でも1,000万円近くする上、もともと販売台数が少ないBMWだったということもあり、それこそオレにとっては本当に『夢』でしかなかった。でも大学を卒業して社会人になっても諦めなかった。'99年式が最終モデルとなるそのクルマ『BMW840ci M-Individual』、ディーラーで調べてもらったら日本では44台しか登録していないそうなので、街中で見かけることはほとんど無い。しかし、心から強く強く願っていると、不思議と年に何回かは見かけることがあった。そして見かける度に「いつか手に入れるぞ」と願っていた結果、26歳のときようやく手に入った。7年越しの願いが叶った瞬間だった。

"会ってみたい人"という『夢』もまた同じだ。社会人になってから読んだ本で、『ユダヤ人大富豪の教え』本田健(著)という本があった。何気なく立ち寄った本屋で、何気なく買った本だ。この手の本が大好きなオレは、この本をきっかけに何冊もの著書を読んだ。『成功の掟』マーク・フィッシャー(著)とも若干かぶる内容ではあったが、いつしか「この本を書いてる人に会ってみたいなぁ」と思うようになった。そんな願望をあちこちの友達に話しているうちに同じ思いを持った人と偶然知り合った。そして、アメリカを拠点にしている同氏がたまたま東京で講演会をやるという情報を聞きつけたので参加してみた。たしか2,000人くらいの観客(って言うのか?)の中、オレは念願の同氏に会えたので聴くだけでも満足だった。しかし、オレの願望は願っていた以上の結果を引き寄せてくれた。講演会の休憩時間、混み合っているロビーとは反対側の暗がりでリラックスしてたら偶然そこに本田健さんも一人で現れたんだ。お互い一人でいたので、5分ほど立ち話をすることが出来た。

ちなみにどこかで聞いた話、「"会ってみたい人"がどんなにスゴイ人でも、自分の友達の友達の友達の友達の友達の友達の友達(7人目)には必ず辿りつく。」だそうだ。

本気で実現させようと思っている『夢』は、時間はかかっても大抵のことは実現できるとオレは信じている。その願いがホンモノなら尚のこと。本気であればあるほど自分で気づかぬうちに色々な人に『夢』を語っていて、自分で気づかぬうちに『協力者』が現れて、自分で気づかぬうちにその夢へ『近づいている』んだと思う。

『夢』はより具体的に、より多くの人に、より肯定的に思い描き続けていれば、いつか現実のモノになるさ。きっと。  


  • 2011年08月31日 Posted by ゴンすけ at 22:44Comments(0)

    『夢』を実現させるために...

    『夢』をテーマに友達と語ることがたまにある。夢と言っても、別に"昨日見た夢"とかの話じゃ無くて、人生において実現させたい"夢"の話。聞く人によっては「何を戯ごと言ってるんだ、もっと現実を見ろ」って言う人もいるだろうけど、申し訳ないがオレはそのような向上心の無い人とは友達にならない。オレにとって『夢=希望・目標』なので、自分を向上させる『夢』について語り合える友達を持つオレはとても幸せだ。

    前にも書いたかもしれないけど、オレには多くの『夢』がある。ずいぶん前に『夢のリスト』という一覧表を作って『やりたいこと・行きたいところ・会ってみたい人・欲しいもの...etc.』を書き出してみたら何十個にもなった。勿論、そのリストに書き出す『夢』というのは、現時点のオレに実現可能か不可能かは関係無い。今は無理でも、もしかしたら"いつか"達成できるかもしれないからね。実際に紙とかに書き出してみると、忘れかけていた『小さな夢』も出てくるから面白い。やろうと思えばすぐにでも達成できそうな「~が食べてみたい」とかね。

    でもそんなくだらないような、どうでもよいような、すぐにできそうな小さな夢であったとしても、知らぬ間にアタマの片隅からも消えてしまっているせいで未だ実現していないことも多い。...それはなぜか?

    ついでに言えば、「オレはこんな平凡なまま終わりたくない、もっとビッグになってやるんだ~」と思っていても(オレを含め)ほとんどの人が実現できないのはなぜか?

    ...続きを書こうと思ったけどオレは『夢』について語り始めると長くなりそうなので、この忙しい月末が終わってから書こっと。

    さ~て、仕事仕事。  


  • 2011年08月30日 Posted by ゴンすけ at 23:56Comments(0)

    マネジメントゲーム

    ゲームを通じて経営・会計・財務を学ぶという研修を過去に何度か耳にしたことがある。今までもそういった類の研修には興味こそあれど費用的な問題もあったりするのでスルーしてきたが、昨日はそれらマネジメントゲームの本家本物、『マネジメントゲームMG』という一日研修に縁があって参加してきた。久しぶりの"朝から夜まで研修"であったが、さすが世界のSONYが開発しただけあり、とても白熱した実のある研修だった。

    巷に出回るマネジメントゲームはいくつかあるようだが、それらはすべてこのソニー社&CDI社(現:ソニー・ヒューマンキャピタル社)開発の『マネジメントゲームMG』の模倣なんだとか。勿論、パクリであろうが他社の研修を受講したことが無いので善し悪しの判断はできないけどね。でもどうせ"経営"を学ぶならやはり本家が一番だろう。ソフトバンクの孫正義社長が創業前に受講し、後に「このマネジメントゲームMGを体験していなかったら今日のソフトバンクは無かった」と絶賛していることでも知られている。

    そうは言っても経営・会計・財務をシミュレーションで学ぶといえどゲームはゲーム...と、思っていたが、されどゲームだった。経営や会計の本は今までも数多く読んできたつもりだが、参考になっても実践に役立つモノはそうそう出会わない。ところがこのMGは違った。ゲームと言っても、出てくる言葉は全てビジネス用語だ。手元には『資金繰り表』と電卓を準備し、入金・出金を常にチェックする。決算を迎える度に『決算フローチャート』にP/L(損益計算書)、B/S(貸借対照表)、などの財務諸表を書き込んでいく。資金調達、仕入、販売、広告、雇用、そのタイミングをちょっとでも誤れば財務が一気に苦しくなったり。何よりも"本"と違うのは、ライバルと競っているので"刻々と状況が変化すること"だ。自分の経営計画も状況が変われば早めに軌道修正しておかないと致命的なことになる。こんなヒートアップするゲームにはこれまで出会ったことが無かった。

    一日研修で21,000円。自己負担による研修費用としては決して安いコストでは無い。しかし、終わってみれば間違いなく21,000円以上の価値があった。いや、この知識...というか経験は、オレという人間に対して相当なプラスな体験だ。この先を考えれば、格安な自己投資だったと思える。

    『マネジメントゲームMG』、経営を"楽しく真剣に学びたい"という人には絶対にお勧めだ。機会があったら是非やってみて欲しい。あとは、この体験をどう生かしていくのか...それがオレ自身に課せられた新たな課題だ。
      


  • 2011年08月29日 Posted by ゴンすけ at 23:59Comments(0)

    疲れたときは...

    やっぱ色々と疲れたっぽいな、オレ。何事にも気分が乗らないや。

    でもこんな気分の時こそ、我が母校、拓殖大学で学んだ"押忍の精神"ですね、本間先輩。

    ...ところで、『押忍』って何だろ?と思って広辞苑で調べてみたが...なんと、記載無し。

    でも拓殖大学陸上部の"押忍"は、あーだこーだの理屈じゃない。

    なんと表現すれば良いんでしょうね?『気合い』ですかね?...んー、他の表現が見つかりません。

    とりあえず、こんなモヤ~っとした気分のときは気合いで乗り切ろう。

    そんな日曜日。今日は気分転換を兼ねて朝から夜まで任意の一日研修に参加。参加費21,000円也。

    精神的に疲れたときは、敢えて刺激を与えるのがオレ流だ。  


  • 2011年08月28日 Posted by ゴンすけ at 23:59Comments(2)

    人生

    『人生』という言葉は「人が生きること」なのか?「人が生かされること」なのか?

    今までだったら楽しかったことが、楽しく感じなくなってしまったり。

    ...疲れてるのかな、オレらしくない。いつの間にこんなネガティブ野郎になったんだ、オレ?  


  • 2011年08月27日 Posted by ゴンすけ at 23:59Comments(0)

    入院

    blogでは"自分"のことはいくらでも書くけど"プライベート"はほとんど書かない主義のオレなんだが...。

    本日、今年2月に生まれた0歳6カ月になる息子が緊急入院することになった。

    息子は5月のGW中に2週間入院し、来月中旬も全く別のことで入院を予定しているのだが...心配だ。  


  • 2011年08月26日 Posted by ゴンすけ at 23:58Comments(0)

    何のための雑学か?

    営業という仕事は『契約を勝ち取りに行くこと』が最終的な目的であるのだが、そこに至るまでには色々なハードルがある。自己紹介に始まり、ヒアリング、プランニングなどの、いわゆる『セールスプロセス』というやつだ。そして無事にクロージングに辿り着くまでの間には『会話』というツールが無くてはならない。いくら商品が素晴らしくても、営業マンと顧客の『会話』の相性が悪ければ成約確度は格段に落ちる。

    そして営業先においては、法人・個人の如何を問わず本来の"商談"に"雑談"が混ざることが多い。個人の場合は特にその割合が増える。そこで出てくるテーマは様々だ。政治や経済について語ることもあれば、ワイドショーや町内話だったり。それらについて情報を持っていなければそこで会話が途絶えてしまうこともあるので、雑談に必要な『雑学』というのは営業マンとして無視できないテーマだ。そこで今日はオレが営業活動に必要だと考える第3弾、『雑学』について。

    【雑学】・・・『雑多な物事・方面にわたる、系統立っていない学問・知識。』

    そう、まさにコレが必要。オレ自身はFPであり、保険外交員でもあるが、それ以外については何の専門家でも無い。『雑学』を営業会話の小ネタとして使うのであれば、特定分野の専門家になる必要は無い。話題豊富な営業マンを目指すのであれば"広く浅く"知識を持つことが大事。広く"深く"知識を持てるのなら最高だが、そんな勉強をやる余裕があるなら営業マンを辞めて専門家を目指した方が良いだろう。一つのモノに没頭するのが苦手なオレには、そりゃ無理ってもんだ。事務所に閉じこもってデスクワークをやるのでさえ苦痛なんだから...。オレはやっぱり外で色々な人と会っている方が好き。

    しかし、多くの人と様々なジャンルについて会話をするとなれば雑学の情報収集が欠かせない。これは『相手の関心事やペースに合わせるため』ではなくて、『こいつは何でも知ってるやつだな?』と思わせるためだ。何度会っても飽きること無く、何度でも会いたくなるような魅力ある人物というのは、大概にして話題豊富な人物であることが多い。営業マンというより、個人的にもオレはそんな人物を目指したい。

    ではそこで大事な雑学の情報収集手段について。...オレの場合、順位的には『人・新聞・本・ネット』の順でこの4つがほとんどの情報源だ。TVはこの半年間、大震災のニュースとF1グランプリ以外は観た覚えが無い。そして「多くの人物と会うために『雑学』を身につけよう」と思っているのに、よく考えるとオレの雑学の多くはその"多くの人物"から得ているというのも不思議なもんだ。人から得る情報と言うのは素晴らしいね。人は己を向上させてくれる。

    ネット社会の今、新聞を購読する人が随分減っているようだが、オレにとって紙媒体の新聞が無くなってしまうのは非常に困る。新聞から得る情報というのは非常に大きい。東京都日野市以外に住んだことが無いオレが、今、世界中で起きている紛争や国際情勢や経済活動がパジャマ姿でも把握できるんだ。ネット新聞も便利で良いんだが、新聞紙面というのは"あまり興味が無い記事"でも意識せず勝手に目に飛び込んでくる。社会人になってからの14年間、購読している新聞は必ず全ページを1日と漏らさず目を通しているが、その"あまり興味が無い記事"の中に、とても役立つ内容が書かれていることは結構多い。

    どんなテーマが話題になろうとその会話の波に乗る準備、それがオレなりの雑学情報収集だ。オレはどんなテーマでも飛びついていくぜ。...そりゃ勿論、全く関心無い分野では乗り損ねることもあるけどさ。でも"とりあえず"飛びついてみなけりゃ、そこから新しい雑学は広がらないんだ。  


  • 2011年08月25日 Posted by ゴンすけ at 22:52Comments(0)

    営業と話術

    どんなにネット社会が進化して、どれだけ劣勢なっても絶対に無くなることはあり得ない"face-to-face"な営業。用件だけならメールでも伝えることは出来るが、社会生活を送る上でこの世から"会話"が無くなることは無いだろう。

    "プロの意識"から派生して、オレが営業マンとして必要だと思う第2弾、今日は『話術』について。

    今日は目の前に広辞苑があったので、いつものようにキーワード『話術』調べてみると...
    『話の仕方。話の技巧。』

    まぁ...そのまんまだね。調べるまでも無いや。でもオレが必要だと思ってる『話術』は「言葉巧みに話を進める」ということじゃない。別に話術を磨いて詐欺師やナンパ野郎を目指してるわけじゃないんだし。言葉そのものはヘタでも良いと思ってる。

    営業をやっていて過去の失敗事例を振り返ってみると、必ず共通する点がいくつかあるものだ。その中の一つがコレ、「相手が"会話好き"か"会話嫌い"の判断を見誤ったとき」そして「"会話好き"であっても"喋り好き"と"聞き好き"の判断を見誤ったとき」だ。会話嫌いな人にガーっと喋り続けても相手はドン引きする一方だし、喋り好きな相手に対してこちらが喋り過ぎるとこれもまた上手くいかない。つまり、お互いの関係が未知数ならば、せめて出会って1分以内には相手のタイプを見抜くことが望ましいね。ある程度会話が続いてから気づいたようじゃ、そこからテンポが悪くなって気まずくなるだけだ。

    そして"セールス"ということに関して言えば、ただでさえ分かりづらくて聞くのも面倒くさい『保険』という商品。その提案で失敗する一番の原因は間違いなく『専門用語』を言い過ぎることだろう。損害保険はいくつもの保険種類があるが、生命保険なんて基本的には『終身保険、定期保険、養老保険、医療保険』の4種類しか無いんだ。なのにコレを「主契約が**で、特約が××で、利差配当が△△で、解約返戻金が□□です。」みたいに専門用語ばかりで説明されたんじゃ、聞いている消費者も加入する前から拒絶反応を起こしてしまう。できるだけ一般的な言葉で、できるだけわかりやすく話すことが重要だ。保険の説明をするときに『専門用語』を完全排除しただけでも大抵の顧客はこう言ってくれる。
    「保険について、今までこんな説明を受けたことはありませんでした!」

    そして話し方やその姿勢というのは電話でもしっかり相手へ伝わると思う。オレ自身も営業をやっているせいか、街中にいるスーツ姿の"営業マン"らしき人を見るとついつい観察してしまうんだが...たとえば携帯を片手にどこかの取引先へ電話している営業マンで、頻りに一人で"お辞儀"をしている人がいる。電話なのに。...でも、あれって必ず相手にも"お辞儀"の姿が見えていると思うんだよね。多少、言葉や敬語がメチャクチャであったとしても、相手が見えない電話でお辞儀するその精神はしっかり伝わっているはずだ。

    さらに言えば、話し方というのはその人自身を現していると思う。電話でしか話したことが無い顧客も多いが、まだ見ぬその相手の会話や言葉を発するタイミング、心遣いだけでも、どんな人物なのかだいたい想像がつく。そして何年か経って初対面となったとき、想像していた人物像にさほど大きな差は無いものだ。

    仕事でもプライベートでも、言葉というのは相手に真意が伝わらなければ意味が無い。誠意をもって、わかりやすく。一方的な理論や御託を並べているのはただの独り言だ。  


  • 2011年08月24日 Posted by ゴンすけ at 23:57Comments(0)

    誠実であること

    昨日書いた"プロ意識"も大事なことではあるが、日頃、仕事をしていると時々思うことがある。
    『モノを売る"営業"という仕事は、自社・他社にかかわらず"商品知識"を持っていて当たり前の時代。その中で一歩リードするのに必要なのは"誠実・話術・雑学"だ。』

    商品知識については言うまでも無い。世の中の需給バランスが完全な売り手市場で殿様商売をやっていた10数年前までとは環境が違う。その頃の保険代理業者は、商品知識なんか持たずとも待ってればどんどん売れる時代だったらしい。...その頃のオレはまだ学生だったので"知らない世界"だが。しかし、今時そんなことをやっていたら、消費者サイドの選択肢が広がった今となってはあっという間に淘汰される。時代は完全に買い手市場&ネット社会だ。ちょっとした専門知識なら消費者の方が詳しいことだって多い。

    今日は、オレが必要だと考える『誠実』について語ってみよう。

    そもそも『誠実』って何だ?調べるまでも無いが...一応、辞書で調べるとこんな風に書いてある。
    『誠実とは、私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること。』

    うん、やっぱり営業マンなら絶対必要なことだ。営業というのはボランティアではないので、営利目的であることは否定しない。しかし、微妙なバランスだが営利と私利は別物だ。営業は『営利≠私利』であるべきで、『営利=私利』となったことが顧客に気付かれた瞬間から信用を失う。保険外交員のコミッションというのは一件一件の契約のうちの何パーセント、という取り決めになっているので、例えば自動車保険なら顧客が支払う保険料の10~20数%、火災保険なら平均25%、賠償責任なら10~20%ってあたりが外交員の報酬だ。つまり、基本的には保険料が高い契約ほどコミッションも多くなる。

    こちらは保険のプロ、相手は保険の素人。となれば、タダでさえややこしい保険商品の補償や特約の内容を相手にロクな説明もせず複雑にゴテゴテ付帯させてしまえば必然的に保険料は高くなる。質問攻めにあっても専門用語のオンパレードで抗戦すればどうにでもなる。そうして本来なら相手に必要無い補償もどんどん付帯させればそれだけコミッションも増える。例えば、火災保険で『高台にある戸建て住宅に"床上浸水"の補償を付ける』とか、生命保険で『独身者とか専業主婦に数千万円の死亡保障をつける』とかね...全くもって、理解不能な契約だ。でもこれらは他社の保険証券でよく見かけるやり方だよ。このように、表現は悪いが相手を騙そうと思えば簡単に騙すことができると思う。問題はソレをやるか・やらないか、だけだ。

    『自分が顧客の立場だったらどう思うか?』

    当たり前のことだけど、どんな業種であれ、自分が希望していること無視して一方的な提案をしてくるような営業マンであれば、同業者がウジャウジャいる中で敢えてその営業マンを選ぶ理由は無い。長年、この仕事をやっていて、年配者ほどその傾向を強く感じる。勿論、扱っているモノが『保険』ということも影響していると思うが、「安いに越したことは無いが安心して任せられることが大事。保険料はその次だ。」という言葉をあちこちで耳にする以上、営業マンとして誠実であることは必須条件だ。

    『誠実とは、私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること。』

    よくよく考えれば、『商品知識』なんかよりも大事なことかもしれないね。  


  • 2011年08月23日 Posted by ゴンすけ at 23:06Comments(0)

    プロの意識

    『プロとしてお金を稼ぐというのはどういうことか、趣味でやるのと何が違うのか、若い時から考えなくてはいけないと思う。「俺はいい曲を書ける天才だ」といくら言ってみても、それにお金を払ってくれる人がなければ自称にすぎない。逆に500円でも千円でもギャラをもらえば、金額に関係なくプロフェッショナルの責任と権利が生じてくる。
    ---------- 省略 ----------
    僕は職人の魂で仕事をしたいと思いますが、自分の昔の価値観や経験則にこだわり過ぎるとたちまち時代に取り残される。それを避けるためには必死に自己変革や学習を続けるしかないのです。
    ---------- 省略 ----------
    自分はこれでいいのかという自問でしょうね。勢いと熱だけでは続かないのが仕事です。夢を抱きながらも、冷静さも併せ持って欲しいと思います。』

    山下達郎(シンガー・ソングライター/音楽プロデューサー)

    ----------------------------------------------------------------2011.8.21朝日新聞『仕事力』より抜粋

    現在、自宅で購読しているのは読売新聞(巨人ファンでも無いけど)だが、ネットでは日経・朝日・読売・産経・時事通信・REUTERS・AFPBBの7つはどんなに眠くても必ず毎日目を通すオレ。そんな昨日、朝日新聞サイトの記事で上記のコラムがあった。シンガー・ソングライター山下達郎氏のコラムだ。

    この人の曲は世代を超えて幅広い層に受け入れられている。失礼極まりないが、ルックスでは...?ということはさておき、どうしてここまで長く活躍できるんだろう?その答えはきっとこのコラムにある。

    オレの仕事と山下氏の仕事には何の接点も無い。大アーティストと一保険外交員だ。当然、キャリアも違うし業種も違う。でも"社会人"として、"仕事"をして、"お金"を稼ぐ、ということだけは勝手ながら共通している...ケタこそ大きく違うけど。

    このコラムを読んで、ビビっときたな。特に一番最初の一文だ。
    『プロとしてお金を稼ぐというのはどういうことか』

    社会人になって以来この仕事を続けてきて、これまで涙を流して感謝されたことは何度もあった。事故で失った家族や身内に相談できないような事案について、相手保険会社や弁護士と交渉してきたことなど数え切れない。自分で言うのもナンだが、これまでかなりの人の安心を一手に引き受けてきたつもりだ。それはオレが自分の仕事に自信と誇りを持って日々を過ごしているから。そう、オレは保険のプロだから。

    「世の中カネじゃない」と言ったって、何もしないでお金が湧いてくるわけじゃ無い。バイトだって、労働と時間の対価としてお金を得ている。株や為替だって、自分の判断を誤れば資産が吹っ飛ぶリスクを抱えた上で投資をするんだ。日本では投資で儲けることが"悪"のイメージこそ強いが、実際はそうでは無い。「リスクは嫌だけど儲けたい」...そんなのはムシのいい話だ。

    勤務先や顧客から1円でも現金を受け取るのであれば、それなりの責任を持つのが当たり前。「今年のボーナスは少ねぇ~」とボヤいてる従業員は、それがその人の対価ってことだ。大リーガーが何億円も稼いでいるのは羨ましい限りだが、あれほど世界中からのプレッシャーを受ける毎日であることを考えれば、きっとその対価も妥当なものなんだろう。

    こんなに睡眠時間を削ってまで仕事をしてるのに何でこれだけ?と思うことがこれまでたまにあったが、それはその時の"プロ意識"が足らなかったんだろうな。うすうす気づいていたけど(汗)、自分でソレを認めたくなかったから今まで"気づいていないフリ"をしていたんだろうな、オレ。このコラムを読んで実感したよ。

    プロフェッショナルとして生きるならば、現状で思い上がっちゃいけない。常に変革と勉強を続けて冷静な判断を心掛ける。そうでなければプロがプロで居続けることはできないんだ。

    オレならできる。オレならできるはず。  


  • 2011年08月22日 Posted by ゴンすけ at 22:13Comments(0)

    お休み

    今日は色々とワケあってblogは休業。ついでにアタマが痛い。胃も痛い。...疲れた。  


  • 2011年08月21日 Posted by ゴンすけ at 23:58Comments(0)

    すべきことが山のように

    『ニッパチ』の"パチ"にあたるこの8月。前にも書いたがほとんどの業種で『2月・8月』は消費者の需要減によって売上がヘコむ。保険業界も例外ではなく、例年、8月の売り上げは芳しくない。一方、9月は上期決算の都合もあり必然的というか強引的に売上増になるもの。...というか、2ヵ月続けて低迷しているようじゃ先が思いやられる。意地でも売上増を達成させなきゃならないんだ。

    そんな8月であるが、今年度は例年以上に本気で仕事に集中した甲斐もあり、相当な増収増益を維持している。既に成熟産業となっているこの業界、さらにオレら代理店業は"業務の効率化"から収縮・集約が進む中でこの増収増益は我ながら仕事面においては満足のいく日々となっている。

    その一方、これまた先日書いたことだが『時間的』な問題がまだまだ解決できずにいる毎日。仕事もしたいが勉強もしたい。読書もしたい。自己分析する時間・ゆとりも欲しい。要は仕事面以外のプライベートおいては満足感が得られていない。これを書いてるPCの両側に山積みとなっている書類を見ると、常に目先のことしか出来ていない自分にウンザリすることもある。

    今夜はこれから明朝までの時間を使って、まずはこの両側の山をなんとかしよう。  


  • 2011年08月20日 Posted by ゴンすけ at 23:59Comments(0)

    生命保険にいくら払うのか?

    生命保険の見直しプランニングを行うとき、相談者へ問いかけるとすぐに返ってくる質問。
    「今、入っている生命保険に、月々、いくらぐらい払ってますか?」

    一方、曖昧な答えが返ってくる質問。
    「その保険料はこの先もず~っと変わらないですか?」

    そして、かつて"正確な回答"が返ってきた試しが無い質問。
    「その保険料はいつまで払うんですか?」

    最後に、半ば降参的で『わからない』という回答以外、聞いたことが無い質問。
    「最終的にその保険に対して総額いくら払うんですか?」

    以上が、我々ファイナンシャルプランナー(=FP)が生保の見直し依頼を受けると必ず質問する"定番"のセリフ。しかし、これは別に相手の"懐事情"や"保険料"を聞き出そうとしているわけじゃありません。あくまでも、現状の生命保険という"契約"に対し、どれだけ中身を把握をしているのかを探っているのです。

    生命保険というのは一般の方にとって非常にわかりづらいもの。かといって無保険で過ごしているのも不安なので、「必要だから、なんとなく...」という理由で入る人がほとんどだ。そうなってしまうと、あらかじめ自分で決めた"予算"を優先して、その範囲で保険に入ろうとする傾向が強い。「毎月、1万円以内で入れるなら良いかな...?」とかね。

    しかしそれはFPの立場からすると、一番危険な入り方だ。内容をろくに理解せず、いつまで払うのかもわからない"無期限リボ払い"みたいなモノに月々1万円を払う。=年間12万円を払う。=(20代で入ったのなら、60代になる頃には)500万円近く払うことになる。実際には"途中で値上がりするタイプ"がほとんどなので、支払総額は1,000万円を超える契約が普通だ。"予算"のことを意識しすぎて加入すると、大抵はそのような結果に陥るのがオチなんだ。

    1,000万円の買い物をするのに、中身を知らない...こんな馬鹿げた話は無い。1,000万円あったら高いBENZ、JAGUAR、PORSCHEだって買えるだろうし、中古になればFERRARIだって買える。安いハウスメーカーだったら一軒家だって建てられる。そんな金額なのに『なんとなく...』という理由でほとんどの人が入ってしまう生命保険っていったい何?

    一番の理由は「理解するのが面倒くさい」からだと思う。どちらかと言えば、生保の話というのは「あまり聞きたくない」というのが多くの人の本音だ。聞いちゃったら入らなくちゃいけなそうだし、身内親戚にも保険屋さんがいるし~みたいな感じ。オレが生命保険の営業マンになりたくなかった一番の理由もソレだ。

    しかし、一方で近年はいわゆる『保険見直しショップ』や『銀行』へ保険見直しの相談に行く人が老若男女を問わず増えている。これは消費者自身が長年入ってきた保険に疑問を感じ始めた結果ともいえる。

    このような環境が浸透してきたのか、おかげさまであちこちから依頼が入るようになってきた。オレからすれば、どこへ出向いても同じ質問、同じ説明をし、それぞれの顧客環境に見合うプランニングを土台から考えるわけなのだが、この仕事をやっていて良かったと思える出来事のひとつが『感謝してもらえること』だ。

    よほどの富裕層でもない限り、数百万円というお金は大金だ。しかし、生命保険というのは使う商品・設定次第で数百万円くらいとても"簡単に"節約することができる。月々の食事代、電気代、レジャー代を節約したってたかが知れている。多くの人にとって、自分の資産を真剣に考えるのなら生命保険の内容を軽く見てはいけない。

    生命保険というのは、本来、『いざという事態のとき、自分の資産を減らさないようにするために備えるモノ』。それが、生命保険に入ったが故に、保険料支払いで資産を削り取られてしまっては元も子もない。自分の資産だけでは不足を感じる...そのため『保険料で決めるのではなく、必要な分の保障を買う』のが生命保険だということを忘れてはいけない。

    今日、お会いした相談者...ごく普通の40代会社員の方であったが、試算してみたところ30代~80歳までの間に総額3,600万円の保険料を払わなくてはならない内容だった。ちなみに解約をした場合に返ってくるのは35万円だ。でもこのような契約は別に珍しいモノでは無い。普段、あちこちの相談者から持ちかけられる保険証券よりも、ちょっと高かったくらいの話だ。  


  • 2011年08月19日 Posted by ゴンすけ at 22:13Comments(0)

    夢への時間

    一昔前に人気があったバンドで、"THE BLUE HEARTS"というロックバンドがある。説明するまでもなく、オレが中学~高校時代の頃に人気があった有名なロックバンドだ。個人的にファンというほどでは無いが、好きな曲がいくつかある。その理由は(ロックバンドに対する偏見かもしれないが...)何を言ってるのか解読不明・意味不明なロックバンドが多い中で、このバンドの"歌詞"が好き。どこかで聞いた話だが、その歌詞については文学的な評価も高かったはずだ。誰が評価してるのかは謎だが。

    今日一日を過ごしている中、どこかで(どこで耳にしたのか忘れたが...)そのバンドの"ある一曲"が流れていた。たしか『夢』って曲だ。

    あれも欲しい これも欲しい
    もっと欲しい もっともっと欲しい
    俺には夢がある 両手じゃ抱えきれない
    俺には夢がある ドキドキするような...................以下省略

    そう、今のオレはまさにこんな気分。近頃、ハイな時もあればヘコんでる時もある...別に躁ウツというわけでは無いが、色んな出来事が多すぎて精神的・肉体的に波がある。そんな状況下でも一貫して変わらない想い、それがオレの『夢』だ。

    オレの夢...数え上げればキリが無い。いや、過去に何度か『夢リスト』なる一覧表を作って数えたことがあったな。その時は50~60コくらいだった気がする。でもそれも数年前に書いただけだ。そこから何年か経った今、そのうちのいくつかは達成したと思う。残ってる方が圧倒的に多いけどね。問題なのはそこだ。

    歌詞のパクリになるが、オレには夢がある。両手じゃ抱えきれないほどの。ならば一個ずつでも実現させれば充実した人生になるんだろうけど、金銭的・時間的・物理的・その他色々な事情により達成できていないのが現実だ。でもそれは言い訳でもある。夢の実現に向けて、具体的な行動を起こしていないから達成できていないんだ。

    その言い訳の中で、最近『時間的』という部分に対してとても真剣に悩みを抱えている。それは「やりたいことが多すぎるのに、それをするための時間が足らない」ということだ。オレは昔から「1日が24時間なんて少なすぎ!」と思ってきた。我が家系の特徴なんだが、オレ&兄・母・母方祖母...その先は知らん...は、とにかく昔から睡眠時間が短く、1日の睡眠時間はだいたい3時間くらいで充分だ。ということは『21時間』も行動する時間があるのに、何故、時間が足らないんだろう?きっと、法律が変わったり、地球の自転が急に遅くなったりして、1日が30時間になったとしても「時間が足らない!」って言うんだろうな。オレ。

    それならば、時間の使い方を変える必要があるな。それも緊急に。よくよく考えてみたら、今日このノートでこんな内容を書くまで、『時間的』部分の個人的問題点を真面目に考えたことが無かったな...。blogでの新発見だ、『自分の悩みを書いてみたら、書きながらにして自分の問題点に気付く』

    明日以降は、根本的な『時間的』問題点を集中的に考えてみよう。  


  • 2011年08月18日 Posted by ゴンすけ at 23:55Comments(0)

    放電中

    本日は放電中ナリ。

    昨日一日の充電で、相当、今年度後半に向けてのエネルギーは充たされた。やっぱり営業という仕事は素晴らしい。精神的にヘコんでいても、営業活動に集中している間はそれも吹っ飛ぶ。それならばその"集中"を継続させればいいだけのことだ。

    しかし、営業面ばかりに力を入れ続けるわけにもいかない。経営面を疎かにすれば営業の努力も泡となる。会社というのは最前線である"営業"が一番重要だと認識しているが、"経営"がズサンになってしまっては会社の方向性が見えなくなり、気付いたときには取り返しがつかない事態になってしまう。ユニクロの柳井会長も何かの本でこんなこと書いてたよな。「9割失敗しても、1割成功すれば大成功だ。問題なのは9割の失敗を被害が小さなうちに"失敗を認めること"。大きな失敗となってからでは取り返しがつかない。」

    今日は経営面を真剣に考えよう...ということで?急きょ、予定を変えてプールで気分転換!

    ...色んなアイデアが浮かんだのはいいが、日焼けし過ぎたのか身体中がヒリヒリするぜ。  


  • 2011年08月17日 Posted by ゴンすけ at 23:50Comments(0)

    充電中

    本日は充電中ナリ。

    と言っても、いつもどおり朝からスーツでビシッときめて営業全開です。今もまだまだ事務所でデスクワークに励んでる。世間の夏休み?相変わらずオレには関係無いさ。夏休みだろうがお盆だろうが、オレはやっぱり『結果がすべて』の営業の世界が好き。幸い、今月は月初から増収増益で突っ走っている。このペースを当分維持させるぜ!

    オレにとっての充電とは、大好きな『仕事』をすることなんだ。営業最高!  


  • 2011年08月16日 Posted by ゴンすけ at 23:59Comments(0)

    人脈のチカラ

    『人疲れ』をしていた昨日からのつづき。

    そんな昨日を過ごしていたが、こんな時はあえて人と会わず、誰からも干渉されずに自己放電しながら色々と自己分析をするのもたまには必要だ。と、考えてこのような分析をしてみた。

    社会人になり、まして今の仕事・プライベートにおいても『人脈の持つチカラ』は良くわかっている。自分ひとりではどうにもならないような壁があっても、信頼のおける友人・知人のチカラを借りると大抵のことは乗り越えることができる。顧客ゼロから始まった今の仕事が14年間続き、一人で数百人の顧客を抱えるようになった今でも顧客が着実に増え続けているのはまさに『人脈』のおかげだ。

    しかし、人脈の開拓を急ぐあまり、その関係が希薄になってしまっては意味が無い。20代前半~半ば頃のオレはまさにそうだった、と思う。新しい顔ぶればかりの会合に顔を出しては『名刺交換』したもののそれっきり。人脈開拓というよりも『名刺集め』に勤しんでいたな、あの頃は。その無意味さに気付いた20代後半からは『有意義な人脈開拓』に意識を集中するようになった。

    そして今度は『有意義な人脈』とは何なのか?という疑問が出てきた。そのため30代になってから出会った人達を可能な限り思い出してみた。たった一度しか会っていない人もいれば、何度も会うようになった人もいる。偶然出会った人もいれば、必然的に出会った人もいる。紹介した人もいれば、紹介された人もいる。しかし、どれをとっても人脈として無駄な人など一人もいなかった。直接会ったのは一度きりだが、未だにコンタクトを取っている人も多い。今現在の自分を形成するすべてにおいて、『名刺集め』だけで終わった人脈以外はすべて必要な人達ばかりだ。

    『人脈の持つチカラ』は素晴らしい。まず、自分だけのネットワークでは知り合うことがあり得ない人と知りあうことができる。自分だけではわからないことでも、その分野に明るい人がいたりする。それだけではなく、自分だけでは時間的にも金銭的にも体験し得なかったことを、良かったこと悪かったこと含めて教えてくれる。その時点で「自分もやってみたい」もしくは「自分には合わない」という選択が可能になる。それは自己の目標に対して、時間の短縮とお金の節約につながる。自分の人生において、有意義なもの・無意味なものの取捨選択ができるということだ。

    『読書』もひとつの自己研鑚だと思う。従前の自分には無かった知識がたった一冊の本から仮想体験をして、あたかも自分の経験として身につけることができる、という意味で。でも、人脈から得られる経験は遥かにその上を行く。

    それほど人脈は素晴らしい!...と思っているのに何でこんな『人疲れ』を感じたんだろう?

    以前から何度も書いてしまうが、オレは『毎日、全てにおいて向上して行く』を信条としている。向上のためには人との出会いは欠かせない。しかし!...読書と決定的に違うことは『自分のペース(一方的)で進まない』ことなんだよな、きっと。相手のペースがあるから疲れるんだ。時に相手のペースや考えにイラっ!!っときても、それは仕方が無い。「自分の考えが全て正しい」と思うのは大間違いだ。

    新たな人脈を開拓するのは、またその意欲に燃えたぎっている時に行動するのが望ましいだろう。今みたいに疲れ切ったときは双方にとって良くない。こんなときは一方的な読書だ、読書!もしくは勉強だ、勉強!  


  • 2011年08月15日 Posted by ゴンすけ at 23:55Comments(0)

    人疲れ

    この仕事をやっていると、毎日、たった数人程度であるが契約打ち合わせのために対面で会話をすることが多い。1人当たり数分で終わるということは無く、短くて数十分、長ければ数時間を説明やヒアリングに充てることになる。元々、お喋りも好きだし聴くことも好き、つまり色んな人と会ってお互いの会話を楽しむのが好きなのでそれ自体は苦でも無いのだが...それを1日あたり7,8人、それを毎日続けていると最近"疲れ"を感じることがある。『人疲れ』というやつか?

    そんな理由で、今日8月14日は記憶にある限り6月から2ヵ月ぶりにスーツを着ないで過ごした。オレの仕事はカレンダーなど全く関係無い仕事なので、いつ仕事しようが、いつ休もうが基本的に自由なワケなんだが...今日は朝からまったく気合いが乗らなかった。なんだろうね、このやる気の無さは。どうも最近は気分のノリに起伏があるな。自分のことながらよくわからん。

    ということで、今日は"誰とも会わない"ことを決行。つづきは明日にでも書こっと。  


  • 2011年08月14日 Posted by ゴンすけ at 23:59Comments(0)

    電話と電波に囲まれる

    世間的に『夏休み』だとか『お盆』に突入してからというもの、こちらからのアポは相変わらず取りづらい毎日。一方、"かかってくる電話"はそれなりにある。この時期の特徴だが、やはり『事故』の連絡が一番多い。今日も3件の事故報告を受け付けた。そして新規契約の話もあれば解約の話もあった。大切なのは、どんな用件であれ保険代理業というのは人と人とのつながり=人脈が商売の基本となっている性質上、夏休みムードであったとしても"かかってくる電話"を取り逃すことは避けねばならない。たった一本の電話を取り逃したが故に大きな契約を逃すこともあるし、事故現場からの急を要する電話であれば顧客に大きな不安を残し、結果的に信用を失うこともある。いずれも過去に経験したことだ。

    今のような情報社会、既存顧客からの電話の多くは携帯電話に直接かかってくる。通常は1日に10本くらい、多い日で20本くらいかな。それ以外に事務所の固定電話へ入る電話も多い。さらに事務所合併前に使っていた固定電話にかかる電話も未だに多い。新規顧客について言えば、インターネットが当たり前の昨今でも"保険"については身近な代理店を好んでくれる顧客も多い。そしてそのような顧客の多くは、未だ地元の電話帳で調べてくることが多いんだ。その中で数多くいる同業者リストから一歩でも抜きんでるには、何気ないことだけど"フリーダイヤル"の用意も必要不可欠となる。こういうご時世、1件たりとも新規顧客開拓を軽く見てはいけない。

    一方、こちらから掛ける電話も必要だ。何でもかんでも経費で落とせるとはいえど、安く済ませられるものならば安いに越したことは無い。経費を使うことよりも利益を残した方が良いに決まってる。そのためには、業務を継続していく上で人件費と家賃に次いで大きな経費割合を占める『通信費』を削減させることは重要なことだ。

    そうなるとこちらも"最小限のコスト"でそれなりの体制を構築しなければならない。まずは"かかってくる電話"を逃さないためには休日・夜間を問わず極力"留守電"を使わないことだ。顧客からすれば「本日の営業時間は終了しました~」なんてアナウンスほどシラけるものは無い。新規見込客からの電話だったらなおさらだ。

    そのため、事務所固定電話と旧事務所固定電話、さらにフリーダイヤルの3回線を、社内にスタッフが不在の場合はすべて携帯電話に転送させるようにした。もちろん全ての電話を漏れなくキャッチするには電波の選択も重要だ。そう考えるとsoftbankでは支障をきたす。そのため全ての転送先はやっぱりdocomo携帯が確実だ。顧客には転送ガイダンスも流さないから転送が気づかれることも無い。しかし、そうなると"携帯電話"に直接かかってきた着信なのか、"転送"でかかってきた電話なのかの区別がつかなくなってしまうことに気付いた。するとdocomoには『付加番号』という便利なサービスがあったおかげで転送先専用番号が確保できた(ちなみに" 2 in 1 "というサービスとは似てるけど別物です)。これで着信区別の問題は解決。

    コスト削減という面で言えば、顧客自身の携帯事情もここ数年でかなり変わってきたことも重要だ。感覚的には2人に1人くらいはsoftbank携帯に変わったんじゃないの?というくらい、発信時に「ポポポ・・・」とsoftbankの識別音が始まる。それならばこちらもsoftbank携帯を用意した方が通話料もかからないからオトクということになる。そのためdocomoに加えてiPhoneも持つようになった。その結果、携帯1台だけの時よりも"2台持ち"の方がコストダウンへとつながることになった。

    そして外出先での打ち合わせや契約照会となれば、オレがどこにいようとネット接続環境が必要になる。10年くらい前まではDDIポケットのPHSを使って非常に高いダイヤルアップ接続をしていたが、その後はWILLCOMのAIR-EDGE定額サービスに乗り換え、docomoのモバイルWi-Fiを使うようになった。次に乗り換えるとしたら、WIMAXかXi(クロッシィ)になるのかな。

    そうした結果、最近の装備は携帯2台で6回線の電話を待ち受け、docomoのFOMA回線でモバイルWi-Fiを構築し、どこへ行くにもノートPCを持ち歩く。仕事でもプライベートでも常にそのスタイルは変わらないので、どこへ行ってもオレは電話と電波に囲まれているということだ。「携帯の電波は健康に害は無い!」と言われるものの、ホントにこんな電波と一緒の生活を続けても平気なんだろうか?...あぁ、オレはこんなデジタル人間じゃ無いんだけどな。もっともっとアナログに生きて行きたい。  


  • 2011年08月13日 Posted by ゴンすけ at 23:34Comments(0)

    道交法

    日本で一番多い犯罪...それは交通犯罪。つまり道路交通法違反、略して『道交法違反』がそれだ。年間約800万件の違反が検挙されている。オレも18歳で免許を取ってから今までに何度違反キップにサインをしてきたんだろ?手元に残ってる青キップ(軽微なやつ)だけで7枚、赤キップ(軽微じゃないやつ)は1枚。青キップの大半は駐車違反なので、罰金のほかにレッカー代&保管料も払ってきた。あとは速度違反と無線通話装置使用違反(携帯電話)がチラホラ。これまでに国庫に納めた罰金は...30万円以上になるな。痛い...。でも今の仕事を引退するまではゴールド免許も無縁だろう。コインパーキングも無いような住宅地をまわっていて5年間も無事故無違反なんて...無理だってば。

    そして今日=8月12日(金)、13日(土)、19日(金)、20日(土)は、警視庁ホームページによると管轄内の"飲酒運転取締り日"が予定されている。要は、飲酒検問が都内のあちこちで実施される、ってことだね。神奈川県警ではそれに加えて、26日(金)、27日(土)も取締りをやるみたい。もちろん、この日だけ気をつければ良いって話ではないが、ドライバーとして知っていて損は無い話だと思う。

    クルマやバイクを運転していれば大抵のドライバーがお世話になってしまう取締り。スピード違反のネズミ取りやシートベルト取締りと違って、このような飲酒検問というのは、予め実施する日を警視庁や各県警のホームページで公開していることが多い。警視庁に比べると、神奈川県警や埼玉県警は飲酒取締り以外も色々公開している。いわゆる『公開交通取締り』ってやつだ。公開だろうと抜き打ちだろうと、"飲んでいなくても"いきなり目の前で検問が行われていると心理的に一瞬ドキっとするのはオレだけじゃないだろう。

    365日間のうち、360日ぐらいはハンドルを握っているオレ。18年間ほぼ毎日の運転歴でもさすがに飲酒絡みでお縄になったことは無いが、今まで多くの検問を経験してきた。特徴として、『飲酒検問』というのはだいたい"逃げ場"が無い場所でやってるものだ。裏道のような暗~い道でヒッソリとやっていたり、坂道傾斜の関係で遠くまで見通せない道路でやっていたり、幹線道路のトンネルの中でやっていたり、高速道路のETCゲート直前でやっていたり。どれをとってもアルコールが入っていたら横道が無い『時すでに遅し』的な場所だ。仮に横道があっても、その暗がりの逃げ場にはだいたい白バイが待機してる。そして検問ではマイクみたいなアルコールチェッカーに息を吹きかけることもあれば、交通機動隊の隊員のハナに向かって息を吐くこともある。後者はちょっと嫌だな。隊員は慣れっこっぽいけどさ。

    そして今のご時世、捕まれば金銭的にも大変だ。酒気帯びなら運転者50万円・同乗者30万円、飲酒なら運転者100万円・同乗者50万円の罰金。良くて免許停止90日、悪ければ免許取消3年だ。まぁ、当然といえば当然の結果だけどね。

    しかしそのような懲罰的制裁がドライバーに与えられるようになったおかげで、飲酒絡みの事故は相当減った気がする。オレが保険営業を始めた頃は、年に何度かは"飲酒絡みの事故相談"を持ちかけられることがあった。中には「接触事故やっちゃったんだけど、飲んでたんで逃げてきちゃったんだ。どうすればイイ?」などと、聞かれても困る案件もあったな。それに比べると、ここ数年は飲酒事故相談はめっきり無くなった。良いことだ。

    飲酒事故に対する自動車保険の規定はあまり知られていないことも多い。多くの人が知らないと思うが、自動車保険は"飲酒事故"でも保険金を支払う。ただし"相手に払うべき賠償金"のみ。いわゆる『対人賠償』と『対物賠償』だけだ。これは保険会社が飲酒運転を黙認してるわけじゃなく、あくまでも被害者保護のためだ。運転者側には当然何も払われないので注意が必要。なので、たまにニュースで目にするような「飲酒運転で歩行者の列に突っ込んだ」みたいな事故でも賠償金は全額支払われている。とはいえ、どんなに些細な酒気帯びであったとしても、事故時にちょっとでもアルコールが検出されれば翌年の自動車保険更新は謝絶されるし、他社へ移っても保険会社同士で情報交換が行われているから当然加入はできない。自動車保険はそういうものなんだ。

    オレ自身はというと、一年を通じてほとんどアルコールを口にしないので飲酒運転とはおそらく無縁...あるとすれば『過労運転違反』かも...。でもこの過労運転違反もナメちゃいけない。具体的には『居眠り運転』を指すが、減点25点&罰金30万円&免許取消2年で、酒気帯び運転や無免許運転よりも罪は重い。さらに「風邪薬とか飲んで居眠り運転しちゃった」となれば『麻薬等運転』が適用され、減点35点&罰金50万円&免許取消3年だ。この処分は泥酔ドライバーと同じ扱いだ。もしオレがこうなったら営業職は捨てるしかない。それ以上に、クルマ大好きなオレにとっては生き甲斐を失うに等しい処分だ。

    このお盆シーズン、年末年始、GWは飲酒を含めて"事故報告"が急増するので、皆様、どうぞお気を付けください。オレの事務所で引き受けている自動車保険はおよそ900台、この3日間だけで既に5件の事故報告が入ってきています。幸い飲酒絡みの事故ではなく渋滞絡みの『追突』ばかりだが、事故は事故。ハンドルを握るなら気を抜いちゃいけない。  


  • 2011年08月12日 Posted by ゴンすけ at 23:58Comments(0)