たまりば

日記/一般 日記/一般日野市 日野市

人脈のチカラ

『人疲れ』をしていた昨日からのつづき。

そんな昨日を過ごしていたが、こんな時はあえて人と会わず、誰からも干渉されずに自己放電しながら色々と自己分析をするのもたまには必要だ。と、考えてこのような分析をしてみた。

社会人になり、まして今の仕事・プライベートにおいても『人脈の持つチカラ』は良くわかっている。自分ひとりではどうにもならないような壁があっても、信頼のおける友人・知人のチカラを借りると大抵のことは乗り越えることができる。顧客ゼロから始まった今の仕事が14年間続き、一人で数百人の顧客を抱えるようになった今でも顧客が着実に増え続けているのはまさに『人脈』のおかげだ。

しかし、人脈の開拓を急ぐあまり、その関係が希薄になってしまっては意味が無い。20代前半~半ば頃のオレはまさにそうだった、と思う。新しい顔ぶればかりの会合に顔を出しては『名刺交換』したもののそれっきり。人脈開拓というよりも『名刺集め』に勤しんでいたな、あの頃は。その無意味さに気付いた20代後半からは『有意義な人脈開拓』に意識を集中するようになった。

そして今度は『有意義な人脈』とは何なのか?という疑問が出てきた。そのため30代になってから出会った人達を可能な限り思い出してみた。たった一度しか会っていない人もいれば、何度も会うようになった人もいる。偶然出会った人もいれば、必然的に出会った人もいる。紹介した人もいれば、紹介された人もいる。しかし、どれをとっても人脈として無駄な人など一人もいなかった。直接会ったのは一度きりだが、未だにコンタクトを取っている人も多い。今現在の自分を形成するすべてにおいて、『名刺集め』だけで終わった人脈以外はすべて必要な人達ばかりだ。

『人脈の持つチカラ』は素晴らしい。まず、自分だけのネットワークでは知り合うことがあり得ない人と知りあうことができる。自分だけではわからないことでも、その分野に明るい人がいたりする。それだけではなく、自分だけでは時間的にも金銭的にも体験し得なかったことを、良かったこと悪かったこと含めて教えてくれる。その時点で「自分もやってみたい」もしくは「自分には合わない」という選択が可能になる。それは自己の目標に対して、時間の短縮とお金の節約につながる。自分の人生において、有意義なもの・無意味なものの取捨選択ができるということだ。

『読書』もひとつの自己研鑚だと思う。従前の自分には無かった知識がたった一冊の本から仮想体験をして、あたかも自分の経験として身につけることができる、という意味で。でも、人脈から得られる経験は遥かにその上を行く。

それほど人脈は素晴らしい!...と思っているのに何でこんな『人疲れ』を感じたんだろう?

以前から何度も書いてしまうが、オレは『毎日、全てにおいて向上して行く』を信条としている。向上のためには人との出会いは欠かせない。しかし!...読書と決定的に違うことは『自分のペース(一方的)で進まない』ことなんだよな、きっと。相手のペースがあるから疲れるんだ。時に相手のペースや考えにイラっ!!っときても、それは仕方が無い。「自分の考えが全て正しい」と思うのは大間違いだ。

新たな人脈を開拓するのは、またその意欲に燃えたぎっている時に行動するのが望ましいだろう。今みたいに疲れ切ったときは双方にとって良くない。こんなときは一方的な読書だ、読書!もしくは勉強だ、勉強!



  • 2011年08月15日 Posted byゴンすけ at 23:55 │Comments(0)

    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

    削除
    人脈のチカラ
      コメント(0)