たまりば

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『夢』をさらに語り続ける

一昨日と昨日からの続き。

『夢』を語り始めたら止まらないぜ。もっともオレにとっての『夢』というのはイコール『目標』ということなんだけど...まぁそんなことはどうでも良い。

昨日は、"手に入れたいもの・会ってみたい人"についてあれこれ書いたが、『行ってみたいところ』にも同じことが言えると思う。強制的とか仕事上とかは別として、強く強く願っていればどこにでも行ける気がする。旅行や留学だってきっとそうだ。願っていない国に海外旅行へ行く人なんかいるわけない。「行ってみたいなー」という憧れから始まって、情報を集めて、お金を貯めて、やっとそこへ行く...というのが普通だ。目的地が定まっていないのにそこへ行けるはずがない。

さて、その目的地だが、これは『人生の目標』でも同じことが言えると思う。2日前に書いた一文...

"「オレはこんな平凡なまま終わりたくない、もっとビッグになってやるんだ~」と思っていても(オレを含め)ほとんどの人が実現できないのはなぜか?"

こればかりは"物欲"と違って「お金で解決できること」ではないから難しい。でも、これも友達や読書を通じて出てきたオレなりの答えはこうだ。

『どんなに優秀なカーナビでも、今の"現在地"がわからなければ絶対に目的地へ着かない。』

クルマを運転する人ならピンとくるだろうけど、カーナビってやつは"目的地"を設定すると道案内を開始する。でもどんなに優秀なカーナビでも"GPS受信機"が無ければ単なる道路地図だ。つまり、GPSから得られる"現在地"という情報が無ければいつまで待っても道案内は始まらない。言い換えれば「自分の居場所がわからなければ、目的地だけわかっていても一生着くことは出来ない。」...ま、偶然着くことはあるかもしれないけどさ、その確率は相当低いだろう。

仮にオレが「新宿に行きたい!」と思っていても、今のオレがどこにいるのか自覚していなかったら多分一生新宿には着けない。もしそのとき渋谷あたりにいたとしても、オレ自身が"今、渋谷にいる"ということが認識できていなかったら新宿の方角さえもわからない。新宿まで目と鼻の先にもかかわらず、横浜方面へ歩き出す可能性は大いにある。「アメリカに行きたい!」と思ったときも同じ。オレが「今、日本にいるんだ」ということを認識していなかったら一生アメリカには行けないだろう。

...話が逸れてしまったが『人生』も同じだと思う。どんなに「いつかビッグになりたい!」と思っていても、自分自身が"現時点"のポジション・スキル・人脈などを完全に把握していなかったら絶対にそうなれるはずがない。...もっとも、「いつか」とか「ビッグに」などと『願望』が曖昧なうちは、現在地どころか目的地もよくわかっていない証拠だ。そんな状態で実現できるわけがない。

人生の目標が決まったのなら、次に把握すべきは『現在地(自分の居場所)』だ。もしかしたら、その『目的地(目標)』はすぐ近くなのかもしれない。すごく遠いのであれば『交通手段』を探す必要があるよね。目的地の『形状(具体的な最終地点)』によっては飛行機かもしれないし、ヘリ、船、車、徒歩でしか行けないかもしれない。オレはその交通手段こそ『人脈』だと思ってる。そして、もし目的地まで渋滞(目標の障害)があるならば、多少遠回りしても別ルートを探す必要があるかもね。どんなに迂回したって『目的地と現在地の場所』が常にブレることなく把握できていれば多少の時間差があっても必ずゴールできるはずだ。

きっと人生が思い通りに動かないのは、その時その時の『現在地』が把握できていないからだ。こんなことを書いているオレ自身が、目的地と現在地をたまに見失ってしまうことも問題だ。もっと具体的なビジョンと期日を明確なものにしないと『夢』の実現は難しい。そうでなければ、ゴールどころかいつまでたってもスタートさえ出来ない。



  • 2011年09月01日 Posted byゴンすけ at 22:45 │Comments(0)

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